アメリカのイピット・データは電子商取引、航空機の予約状況など様々な公開情報を収集して集計や加工などを行い、顧客企業に提供する。
投資家はこのような、オルタナティブデータから企業の収益や業界の動向を分析、予測し投資判断を行う。
(フロンティア)航空・民泊…投資家にデータ 公開情報集め分析 :日本経済新聞
「ウォール街とシリコンバレーが急接近している」と米金融業界ではしばしば言われる。投資家に企業情報を提供する調査会社イピット・データはその好例だ。従来型のリサーチではなく、今、金融業界で急激に普及しているオルタナティブ(代替)データの提供会社だ。
(中略)
情報源はすべて公開情報だが、投資家がこうしたデータを収集するには膨大な労力とテクノロジーを必要とする。イピット社は独自のテクノロジーで情報を集め、企業が四半期ごとの決算で発表する情報を週間、月間でまとめて顧客に提供できるのが売りだ。
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