レオパレス21は、人工知能(AI)による家賃査定を始める。これまでは本社が定めた家賃レンジをもとに各営業所の社員が詳細な家賃を決めていた。現場の負担を軽減するとともに、相場より低い家賃になるリスクを減らすことを目指す。
周辺の相場や、築年数や間取りなどの物件情報に加えて、季節変動、企業立地などの需要予測をもとにしてAIが適切家賃を算出し、家賃を決定する際の参考にする。
2018年3月に5万戸を対象に算出を始め、数年内に全物件への拡大を目指す。
レオパレス21は全国の管理物件を対象に人工知能(AI)による家賃査定システムを導入する。周辺相場や築年数、企業立地などのデータをもとに、1部屋単位で適正家賃を算出して実際の家賃決定時の参考にする。賃料決定の過程を分かりやすくするほか、需要に応じた柔軟な賃料設定で適正な家賃収入を得ることを目指す。
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