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中国本土A株がMSCI新興国株指数に採用へ

4年連続で見送られてきた中国本土A株のMSCI新興国株指数(MSCIエマージングマーケットインデックス)への採用がついに実現した。6月1日からMSCI新興国株指数へ組み込まれる。

当初の中国株の組み入れ比率は0.78%で、MSCIの中国市場に対する懸念が残っており低く抑えられている。MSCIは今後も中国株式市場への改善を求めていく。

MSCIエマージングマーケットインデックス(MSCI EMERGING MARKETS INDEX)は新興国の株式から構成される株価指数。ブラジルや南アフリカ、ロシア、インド、中国といったBRICS諸国だけでなく、チリやエジプト、フィリピンなど世界の新興国の株式が組み込まれている。

中国株、国際化へ試金石 MSCI指数が6月組み入れ :日本経済新聞

中国の株式市場が国際化への歩みを進める。中国本土株が6月1日から、世界の投資家が利用する株価指数MSCI新興国株指数」に採用される。ただ、当初は指数への組み入れ比率は1%未満と「控えめなスタート」となる。中国の株式市場には恣意的な売買停止など異質な取引慣行が残るためだ。中国の国策である「金融の国際化」へ、より踏み込んだ取り組みを求められている。

(注目)

同指数への採用を求め、中国は「オールチャイナ」体制でアピールを続けてきた。「金融の国際化」のシンボリックな事例となり得るためだ。国際通貨基金IMF)が16年に人民元をSDR(特別引き出し権)の構成通貨に加えた後、目立った成果はあげられていない。海外マネーが流入すれば株価水準の底上げにもつながる。

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