イギリスのFintech企業Glint(グリント)が、金(ゴールド)で決済できるデビットカードの提供を始めた。
グリントで金を購入するとデビットカードが発行され、そのカードで買い物すると、代金分の金が売却される仕組み。Glintのカード自体はMastercardブランドとして幅広く使うことができる。
ユーザはアプリ(現時点ではiOSのみ)からアカウントを開設し、入金する。入金したものを通貨として残すか、ゴールドに変えるかはユーザが選ぶ。支払い時にも通貨かゴールドのどちらから支払うかをアプリから選択し、支払いに必要な分だけゴールドが売却される。通貨は現在のところ英ポンドのみに対応する。
CEOのJason Cozens(ジェーソン・カズンズ)は日本での展開も2018年に目指すと過去にインタビューで語っている。
Glintには、NECキャピタルソリューションズ、東京商品取引所、Bray Capitalなども出資している。
ゴールドは売買の歴史が通貨より長く、値動きも安定しており、現代でも安心できる投資商品として利用されている。Glintは、ゴールドの安定性を、電子決済でも享受できるようになり、魅力的なサービスである。
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英国フィンテックのグリント(Glint)が、ゴールドをベースにした当座預金口座とデビットカードをスタートした。ゴールドを購入し、それをショッピングに使うこともできる。
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