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三菱東京UFJ銀行がブロックチェーンによる銀行間決済プロジェクトUSCに参加へ

三菱東京UFJ銀行ブロックチェーンによる銀行間決済システムの構築を目指すプロジェクトUSC(Utility Settlement Coin)に参加する。

現在、銀行間決済は日銀など中央銀行に各銀行が持つ口座を用いて各銀行間の帳尻を合わす資金移動が行われている。
USCにより中央銀行を経由せず、銀行間決済は可能になる。2018年に一部サービスを開始、2020年に本格的な運用開始を目指す。

三菱東京UFJ銀行は個人や法人向けの海外送金についても、2018年初からブロックチェーンを利用した国際送金サービスを始めることを目指している。

銀行間決済を電子通貨で 三菱UFJ銀、米欧連合と開発へ :日本経済新聞

三菱東京UFJ銀行は銀行同士のお金のやり取りに特化した電子通貨の開発に乗り出す。スイス金融大手のUBSが主導する米欧の銀行連合に参加。中央銀行への預金を裏付けに独自の電子通貨を発行し、銀行間のあらゆる資金決済に使えるようにする構想だ。お金のやり取りの「裏側」を効率化する。

(中略)

目指しているのはUSC(Utility Settlement Coin)と呼ぶ独自の電子通貨の発行だ。ビットコインなど仮想通貨の中核技術であるブロックチェーンを活用。使い道を銀行同士の資金のやり取りに限定し、各銀行が中銀に持つ預金を裏付けに発行するのが特徴だ。銀行は、このUSCをやり取りするだけで決済できるようになる。

個人や企業が送金したり振り込んだりする場合、裏側では銀行同士が各取引に伴う資金のやり取りをしている。国内であれば、こうしたやり取りの最終的な帳尻は日銀に持つ各行の預金の移し替えであわせている。日銀が運営する日銀ネットを使った決済は1日あたり6万9千件、金額は136兆円に達する。

海外の銀行同士では同じ中銀に口座を持っていない場合もあるため、わざわざ決済のための銀行に口座を開き、ドルなどを積んでおく必要がある。電子通貨のやり取りで済むようになれば、こうした負担は不要なほか、即時に決済が完了する。18年中に限定的なサービスの利用を始めて、20年前後に本格的な運用開始を目指している。

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