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信託銀行などが外為リスク回避のためCLS銀行を利用へ

金融庁は信託銀行や運用会社へ、外国為替取引の際にCLS銀行を利用することを促す。各金融機関では10億円以上のおおくち取引は2018年秋、小口取引も2019年秋から2020年夏にかけて対応を進める。

CLS銀行は、時差と関係なく決済できる専門の銀行。日本国内の銀行と海外の銀行が取引をする際、双方の取引可能時間は異なっており、入金後に相手の金融機関が破綻すると決済ができずに損失を被るリスクがある。CLS銀行の利用により、時差によるリスクを回避できるようになる。


信託銀、外為リスク抑える 共通システム導入 :日本経済新聞

国内の信託銀行と運用会社は2018年秋、外国為替取引に潜む決済リスクを最小限に抑えるシステムを導入する。米国を中心に新しい決済網が広がっており、そこに参加する。海外と時差なく、同時に決済できれば、相手方の金融機関が破綻した際に回収できなくなる懸念がなくなる。IT(情報技術)による効率化で、投資信託などの手数料下げにつながる可能性もある。

(中略)

このリスクを避けるため、メガバンクや証券大手は同時決済を専門に手掛ける米国のCLS(多通貨同時決済)銀行に参加し、同時決済に取り組む。CLSは同じ時間内に世界共通のルールで決済する。信託銀も数億円かけてシステムを整備し、各通貨でバラバラだった取扱時間を統一する。

外為決済とCLS銀行

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