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人工知能を運用に活用する投資信託の販売が拡大へ

運用に人工知能(AI)を活用する投資信託への資金流入が拡大している。

ゴールドマンの「GSグローバル・ビッグデータ投資戦略」は、ニュースやアナリスト・リポートを分析し、プラス評価が増えた場合に投資する仕組みになっている。
三菱UFJ国際投信の「AI日本株式オープン(絶対収益追求型)」は決算などのデータから翌日の相場全体が下がると判断すると、株価指数先物の売り比率を上げる仕組み。
アストマックス投信投資顧問の「Yjamプラス!」は「ヤフーファイナンス」の投稿などをAIで分析して投資先を選ぶ。

運用会社で最大手のは、海外の約4千社をAIが個別に分析して組み入れ銘柄を選ぶ投資信託を9月下旬に設定する。
アセットマネジメントOneの新ファンド「AI(人工知能)活用型世界株ファンド」は、過去20年分の株価や業績・財務データをAIが分析し、運用成績を向上させる。
大和証券投資信託委託の新ファンド「日本株カムイAI戦略ファンド」は、Tカードなどのポイントカードの過去の購買情報も分析対象にする。

AI投信、手堅く急成長 残高4000億円 半年で2.9倍 :日本経済新聞

人工知能(AI)が運用する投資信託に資金が流入している。8月中旬時点の残高は4千億円超と、半年間で2.9倍に増えた。膨大なデータを分析してリスクを分散するAIは運用成績が安定するため、人気を集めている。好調な販売を受け、運用会社はAIの分析対象に独自データを加えるなど、「ひと味違うAI」が担う商品の設定に動き出した。

日興リサーチセンターによると、AIで運用する公募投信は現在11本。公募投信の国内残高は100兆円規模で、AI投信の残高は今のところ全体の1%に満たない。だが、成長の勢いは強い。2月にスタートしたゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントのAIの旗艦ファンドは残高が約2400億円まで増えた。今年できた投信では最大規模だ。

週刊東洋経済 2017年7/8号 [雑誌](ビジネスのための使えるAI)

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