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金融ITニュース。時々雑ネタ。

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中国本土A株のMSCI新興国株指数への組み込みの可能性

3年連続で見送られてきた
中国本土A株のMSCI新興国株指数(MSCIエマージングマーケットインデックス)への組み入れ。
2017年は採用につながる動きが出て来ている。流動性の高い銘柄に絞って組み入れを調整する動きが進んでいる。
指数採用ならば発表は6月になる見込みで今後の動向に注目したい。

MSCIエマージングマーケットインデックス(MSCI EMERGING MARKETS INDEX)は新興国の株式から構成される株価指数。ブラジルや南アフリカ、ロシア、インド、中国といったBRICS諸国だけでなく、チリやエジプト、フィリピンなど世界の新興国の株式が組み込まれている。

(一目均衡)中国A株 4度目の正直? 編集委員 小平龍四郎 :日本経済新聞

世界的に認知された株価指数へのA株採用は、中国の資本市場が国際化するための重要なステップとされてきた。MSCI社は2014年に組み入れを検討し始めたが、中国市場の自由化が不十分との理由で3年連続で見送った。

マンネリ気分も漂いそうなものだが、耳にしたのは「今年は様相が違う」(中国系運用会社メガトラスト・インベストメンツ)といった声だ。6月とされる指数採用の発表に向け、期待をつなぐ向きが多かったのは予想外だった。

3度目ならぬ4度目の正直。根拠は何か。

まず、中国側の対応。昨年12月には香港と深圳の証券取引所の売買を取り次ぐ仕組みが稼働した。解禁済みの香港―上海も含め、A株を売買する自由度は増している。今年4月には人民元の海外送金規制を一部緩和するなど、中国の金融当局が国際社会に自由化の進捗をアピールする姿勢が強まっている。

さらに、MSCI側の姿勢が現実的になった。組み入れを流動性の高い銘柄に絞るといった提案をすでに出し、投資家から意見を募っている。

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