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金融ITニュース。時々雑ネタ。

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保険会社が代理店へ金券類の提供自粛を申し入れへ

保険会社は保険の販売代理店に対して、契約者に金券等を販促として提供するのを控えるよう求める。
金品の提供が、保険業法で定められている保険料の割引禁止に当たるかはグレーゾーンだったが、業界の方針として自粛する。
また見込み客を代理店に紹介するリーズ業者に対する規制の意味もあると見られる。
リーズ業者は以下の形で見込み客と保険会社(代理店)を仲介するビジネスモデルになっている。

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①無料保険相談をサイトに申し込み
②見込み客(リーズ)としてサイトに登録、FPに紹介
③FP(ファイナンシャルプランナー)がリーズ枠を買う。独身者より既婚者、さらに子持ちほど単価は高い。1件1~2万円が相場らしい。FPの自宅に近 いこともひとつの条件になるらしい。
④FPと相談希望者で面談日時を決定。自宅、ファミレスなどで面談実施。2・3回ほどで成約のケースが多い。
⑤面談を行った時点で商品券が送付される。初回面談の2か月後くらいに到着。
⑥提案された保険が気に入れば、FP経由で保険申込み。
⑦保険会社の審査を通れば、保険契約が締結される。
⑧インセンティブがFPに入る。年間保険料の2割から3割が相場らしい。保険会社によってはプラスアルファが支払われることもある。

保険販売に転機 金券で販促、自粛要請 :日本経済新聞

損害保険各社は1日付で、販売を委託する保険代理店にビール券や図書カードを使った営業を控えるように求めた。主な生命保険会社も保険ショップに同様の通知文を近く送付する方針だ。

突然の自粛要請の理由は何か。そもそも保険業法は特定の契約者に対する「特別利益」の提供を禁じている。保険料の割引や景品の提供が経営の健全性をゆがめ、結局は契約者に不利益を与えかねないからだ。

(中略)

別の関係者は今回の動きには違う狙いもあると明かす。インターネット上で保険に関する簡単なアンケートに答えた人に高額のギフト券などを配り、見込み客を保険代理店に紹介する「リーズ業者」の規制だ。

こうした業者は保険販売に必要な資格を持たずに販売の一端を担っている可能性が高く、金融庁も問題視してきた。代理店は景品を使って見込み客を集めたリーズ業者が紹介する顧客と保険契約を結べなくなる。

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