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MUFGがクラウドの利用に向けてAmazonと契約締結、AWSを利用へ

三菱UFJフィナンシャルグループは、クラウドの利用に向けて、アマゾンと契約を結んだ。
今後、市場調査やFintech対応のためのシステムをアマゾンのクラウドサービスであるAWS(Amazon Web Service)で構築すると見られる。
日本の金融機関のクラウドサービスの利用については、ソニー銀行ジャパンネット銀行によるAWSの利用事例があるが、大手都市銀行での利用は今回が初の事例となる。情報保護やシステム管理の面でクラウドへの基幹系システムの移行にはまだ障壁があるが、情報系など周辺系システムや社内のOAシステムのクラウド移行が今後ますます進むと考えられる。

三菱UFJ、システムをクラウド化 大手行で初 :日本経済新聞

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は大手銀行で初めてインターネットで情報を保存して使用するクラウド方式に社内システムを刷新することを決めた。サービスを提供する米アマゾンと契約を結んだ。5年で百億円規模のコスト削減に加え、金融にIT(情報技術)を活用したフィンテック分野の業務にも迅速に対応できるようになる。


邦銀はシステムの使いづらさが弱点とされる。新たな機能の追加を繰り返して複雑になり、フィンテックなど次世代サービスへの迅速な対応が不安視されていた。


まず市場調査やフィンテック対応のためのシステムをクラウドにする。クラウドを使うと、新たな機能を追加する際もサーバーを新規導入する必要がない。このため従来は約4カ月かかった見積もりからシステム構築までの期間を約1カ月に短縮できるという。


MUFGは銀行や証券会社など傘下のグループ会社がそれぞれデータセンターを保有している。今後はグループのシステムをクラウドにして共通化し、業態をまたいだサービスも開発しやすい環境を構築する。


MUFGはコスト削減で浮いた経営資源を次の戦略的なIT投資に振り向ける計画だ。同時にクラウドなどを活用できる専門人材の育成にも注力する。

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