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金融ITニュース。時々雑ネタ。

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岩手銀行がブロックチェーンの実証実験を開始

岩手銀行IBMと協力して、ブロックチェーンの実証実験を開始した。
サービスの入り口となるポータル、振込など各サービスがブロックチェーンを基盤としたプラットフォーム上で稼働し、さらに他の金融機関とも共同で利用することで、顧客の利便性向上や低コストなシステムを目指す模様。実用化を目指して2017年3月まで実証実験を実施する。
(PDF)ブロックチェーンを活用したサービスの実証実験開始について
岩手銀、「ブロックチェーン」活用したサービスの実証実験 :日本経済新聞

岩手銀行は12日、分散型台帳技術「ブロックチェーン」を活用した実証実験サービスを始めた。日本IBMが協力する。2月から複数のサービスを一元管理するプラットフォームの試作版を提供し、関心のある金融機関などに利用してもらう。同行は運営主体としてノウハウを蓄積し、将来の実用化に生かす。


プラットフォームの試作版で同行はまず、中小企業との取引業務の省力化を想定している。これまで紙や記録媒体で行っていた振り込みや振り替えのデータのやり取りがネット上で完結する。実験は3月末までの2カ月間で、検証して実用化をめざす。


実用化すると顧客はネットバンキングなど複数の金融機関のサービスを1つのIDやパスワードで管理できる。手数料がゼロになる場合もある。企業側はシステム構築費用や維持費用を大幅に圧縮でき、システム障害などによるサービス停止のリスクを低減できる。将来、新規口座の申し込みや「電子契約」なども可能になると説明する。


参加する企業や金融機関が多いほど顧客の利便性が向上するため、幅広く呼び掛けるという。


ブロックチェーンはネットでつながった複数の参加者でデータを共有し管理する技術で、取引内容の改ざんが難しく、安全性が高い。大手銀行でも送金や決済などの実証実験が始まっている。


同行は昨年4月から、金融とIT(情報技術)を融合した「フィンテック」に力を入れている。ブロックチェーンの活用では同12月にプロジェクトチームが発足した。

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