金融ITニュース。時々雑ネタ。

Fintechからレガシーまで、金融IT業界のニュース

脱税調査にITデータを強制収集できるよう法改正を検討

財務省国税庁国税犯則取締法を68年ぶりに改正し、2017年にも実施する。
脱税調査のために、クラウドなどインターネット上に保存されているメールなどの情報を強制的に押収できるようにする。
脱税、ITデータも調査 強制収集へ法改正検討 :日本経済新聞

現在、国税査察官が脱税調査をする際、被疑者の協力を得て任意で提出してもらわないとIT関連の機器に保管された情報を入手できない。電子化された情報を差し押さえられる明確な規定が国犯法にないからだ。被疑者側が任意提出するケースが多いとみられるが、担当の弁護士や税理士が拒否すると入手が困難なケースがある。

法改正によって査察官が自宅や会社などからパソコンを差し押さえた上で、被疑者の同意がなくても中に入っているデータを複写して調査できるよう法的権限を持たせる。クラウドなどコンピュータ(サーバー)が提供しているネットワークに保存されている電子メールや会計の帳簿なども、運営主体のインターネット企業に開示を要請して収集できるようにする。

現在もネット企業側は国税に一定の調査協力をしているようだが、被疑者からプライバシー侵害などで訴えられるリスクを抱える。協力企業を何らかの形で保護するよう法制面から手当てする。

マルサの女 [DVD]

マルサの女 [DVD]

関連記事