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三井住友銀行とNTTデータが人工知能(AI)による金融商品提案の実証試験を開始

三菱UFJ信託銀行、みずほ銀行に続き、三井住友銀行人工知能(AI)の活用を始める。
まずは実証試験として一部顧客と行員からのアンケートをもとに投資行動パターンを分析する。パートナーはNTTデータ
顧客の投資行動を分析した結果から最適な商品を勧めるには商品ラインナップの充実が必要かと思うが、現時点でメガバンクのラインナップは豊富とはいい切れない。なのでAIによる分析の結果、三井住友銀行にはその顧客に適当な商品がなかった場合に、他の金融機関に行ったほうがいい、というアドバイスをAIが下してくれたら、それは顧客利益にかなうので素晴らしいが、そんなことはしないだろう。
人事異動にもAIを活用し、好きな仕事と向いている仕事のギャップが解消できないかも考えているらしいが、分析の結果その人には向いている仕事が行内にないという結論に至ったらどうするんだろう。転職して天職を見つけてハッピーになるのか、クビを切られて路頭に迷うのか。AIは天使か、それとも悪魔か。
三井住友銀、AIによる金融商品提案へ 脳科学で顧客の投資パターン分析 10月からデータ収集 - 産経ニュース

三井住友銀は、経済的な意思決定の特性は脳の機能・構造に基づいているという脳科学の最新の研究成果を踏まえ、実用検証を進める。データ取得のためのアンケートは一部顧客と従業員を対象に行い、事前に了承を得た上で実施する。回答内容に表れない性格なども脳科学の研究を駆使して把握し、投資行動パターンを見極める。

行動パターンは、「リスクを楽しめる」「リスクは1%でも嫌」といったものから、自分の利益よりも環境問題を優先する「利他的行動」に興味があるなど細かく区分けする。投資に対するリスク許容度の割合も細かく分類する。

三井住友銀はこのほか、行内の人事異動にも脳科学を活用したい考えだ。好きな仕事と向いている仕事は異なることがあり、業務のミスマッチ解消につなげられると期待している。リスクを嫌う監査部門、リスクを許容できる営業部門などの適性を今まで以上に判断できる可能性があるとしている。

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