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金融ITニュース。時々雑ネタ。

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人民元版SWIFTのCIPSに邦銀から三菱東京UFJ銀行・みずほ銀行が参加

人民元決済網、三菱UFJ・みずほ参加 自動処理で効率化 :日本経済新聞

中国の決済システムは「クロスボーダー人民元決済システム(CIPS)」で、中国人民銀行が2015年10月に運用を始めた。システム稼働時には米シティやHSBCなど計19行が参加したが、邦銀は参加を認められていなかった。

 三菱東京UFJ銀とみずほ銀は中国当局の承認を得てCIPSに参加する。これまで手作業だった人民元の決済が自動処理になり、手間やコストを減らせる。両行はCIPSへの参加で先行し、顧客向けのサービスを高める。

SWIFTの中国・人民元版。人民元建取引の拡大や利便性が目的ではあるが、欧米主導で運営するSWIFTは取引が事実上監視されていることもあり、中国としては自身の管理下の決済ネットワークを運営していきたいという事情もありそう。マネーロンダリング対策どうするんでしょう。裏のお金の資金洗浄に使われる懸念がひしひしと感じられます。

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人民元の通貨シェアが4位に。日本円を抜く。

この辺はロシアも独自決済インフラを運営しています。

SFIFTの資金情報は暗号化されて第三者が見ることはできないという建前でしたが、実はSWIFTの本部にはすべての決済データが保管されていました。
この事実はSWIFTの上層部しか知らない話でしたが、2001年のアメリカ同時多発テロ以降、国際的な資金洗浄を把握するために、この事実が明らかになり、開示を要求され、今は事実上、監視されています。

マネーロンダリングの実状は橘 玲さんの本に詳しく書かれています。スパイ映画・ギャング映画のような話が繰り広げられており、とても興味深いです。
マネーロンダリング入門―国際金融詐欺からテロ資金まで (幻冬舎新書)