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ロシアがSWIFTに変わる決済システム構築目指す

BRICS諸国 「SWIFT」のような決済システム創設について協議開始
http://jp.sputniknews.com/business/20150618/469742.html

昨年秋から、ロシアの銀行がSWIFTから排除されるという危険性がささやかれるようになった。ロシア政府は、SWIFTからロシアが排除される可能性に激しく反応した。メドヴェージェフ首相は、その場合、ロシアの対応は「制限のないものになるだろう」と述べた。中央銀行は12月、SWIFTと同じような国内システムを稼動させた。

SWIFTは国際的な決済ネットワーク。
ある銀行から海外の銀行にお金が送金される際にはこのネットワークを経由して資金移動情報が連携されます。
国内でA銀行からB銀行に送金すると全銀ネットを経由して資金移動情報が連携されますが、その海外版と思ってもらえればいいです。

SFIFTの資金情報は暗号化されて第三者が見ることはできないという建前でしたが、実はSWIFTの本部にはすべての決済データが保管されていました。
この事実はSWIFTの上層部しか知らない話でしたが、2001年のアメリカ同時多発テロ以降、国際的な資金洗浄を把握するために、この事実が明らかになり、開示を要求され、今は事実上、監視されています。

こんな事情もあって、ロシアを始めとしたBRICS諸国で新たな決済ネットワークを立ち上げるという話が出ているようです。

SWIFTの話や、マネーロンダリングに関連した詳細は以下リンク先の本に詳しいです。